「お風呂リフォーム、いくらかかるんだろう?」これは、我が家が築20年を迎えた時に、夫婦で話し合った最初の疑問でした。水栓から水漏れするし、タイルの目地にはカビがこびりついて落ちないし、何より冬場の浴室が寒くてヒートショックが心配で…。ついにリフォームを決意したのですが、やはり一番の不安は費用でした。まず、インターネットで「お風呂リフォーム費用」と検索。50万円から150万円が相場という情報を見て、ちょっとホッとしました。全部で何百万円もかかるわけじゃないんだ、と。次に、複数のリフォーム業者に見積もりを依頼することに。A社、B社、C社の三社から来てもらい、それぞれの提案を聞きました。A社は比較的安価なプランを提示してくれましたが、オプションがほとんど含まれておらず、後から追加料金が発生しそうな印象でした。C社は高機能な最新ユニットバスを提案してくれましたが、予算を大きく超えてしまいそうでした。そんな中で、一番私たちの話に耳を傾けてくれたのがB社でした。B社の担当者さんは、現在の浴室の状態を丁寧に見てくれ、水漏れの原因や、寒さ対策の必要性について詳しく説明してくれました。私たちが重視していたのは「寒さ対策」と「掃除のしやすさ」、そして「費用を抑えること」の三点。B社は、高断熱浴槽と浴室暖房乾燥機を導入しつつ、壁材や床材は掃除しやすい素材の標準グレードのユニットバスを提案してくれました。特に助かったのが、B社が「子育てエコホーム支援事業」の補助金申請もサポートしてくれると言ってくれたことです。我が家はまだ子供が小さかったので、高断熱浴槽や浴室暖房乾燥機が補助金の対象になる可能性があると聞き、費用負担が大きく軽減されることに!申請手続きは少し複雑でしたが、B社の担当者さんが必要な書類作成をほとんど代行してくれたので、安心して進めることができました。リフォーム後のお風呂は、まるで別世界!冬でも浴室がポカポカで、もうヒートショックの心配はありません。お風呂リフォームは決して安い買い物ではありませんが、補助金を活用し、信頼できる業者を見つけることで、費用を抑えつつ、家族みんなが快適に過ごせる理想の空間を手に入れることができると実感しました。もしお風呂リフォームで悩んでいる方がいたら、ぜひ一度専門家に相談して、ご自身の「我が家の場合」の最適なプランを見つけてほしいと思います。